中高年の転職

「1対1直接指導」受講者の声/No.67

Kさん(45才男性/名古屋市在住)の声
かお
Kさん
45才男性
名古屋市在住
おめでとう
 ございます!!
1対1バナー

受けた支援は
こちらです。

佐々木さん、ついにやりました! 本命T社の内定です。
うれしい、とてもうれしいです。頭の中は、真っ白、まさに感無量であります。 そして、これまで私を励まし支えて下さった、多くの協力者への感謝の気持ちでいっぱいです。 まず、この場をおかりしてお礼を申し上げます。誠にありがとうございました。

さて、この気持ちがさめないうちに、後に続く精鋭の皆さんに少しでもお役に立ちたいとの気持ちと佐々木さんへの最終報告を目的に、この2ヶ月間に出会ったメンバーの紹介と私の生きざまをお話します。 少し長くなりますが、どうか最後まで読んでいただければと思います。

◆佐々木さんとの出会い、これがすべてのはじまりでした。

05年11月、私は45歳になりました。大学を卒業後22年間ずっと、ある企業で営業をやってきました。 途中数回、営業所が変わりましたが、ほとんど同じような仕事を繰り返しただけで、特別な資格もなくどこにでもいる中年の普通のおっさんです。 こんな私が、今まで考えたこともない転職をすることになるとは今でも全く自分でも信じられません。 しかし、数年前に会社の体制が大きく変化し、入社以来お世話になった諸先輩方や同僚そして後輩までもがどんどん会社から去っていく中で これからの自分の人生を真剣に考え、あえて思い切って転職することを決意しました。

早速、転職に関する情報収集をやったのですが、何がどうなっているのかやればやるほど複雑になってしまい、焦燥感と精神的な疲れですっかり悩んでしまいました。 そんなときにたまたま、佐々木さんの著書である、『驚異の「幸せの転職」術』に出会いました。 これだ、これでいこう、とすぐその場で佐々木さんに電話をして、「中高年の転職道場」参加と「1対1直接指導」をお願いしたのです。

◆「1対1直接指導」との出会い、そして「中高年の転職道場」に参加する。

11月末、佐々木さんにわざわざ自宅まで足を運んでいただき、終日膝詰めで転職に関する話を、素人の私に、それはそれはわかりやすく丁寧にそして熱心にご指導いただきました。 もちろんその内容は著書の中にありますが、少なくとも見ると聞くとでは天と地との違いがありました。 著者の生の声で教えていただけたことで、大きな勇気をもらうことができ元気百倍になりました。

夕方佐々木さんが帰られた後、ふと気がついてみると、それまでもつれていた私の心の糸がすっかりほぐされて一本の線になってそしてそれが面になってさらに大きく膨らんでいました。 数日後、転職道場に参加し、私と同じ立場の皆さんと一緒に机を並べて自己PR文作成の練習をしたことでその気持ちはさらに強化されました。

僭越ながら今どうしようか悩んでおられる人は、迷うことなく理屈ぬきで佐々木さんに連絡されることを強くお勧めします。

  ◆顔なじみとの出会い、そして親友に。

道場参加後、早速始動計画がはじまりました。在職中の身のため、時間を作ることに苦労しましたが、過去の偉大な諸先輩のメルマガを読んで自分で自分を励ましながら何とか工夫して対応しました。 佐々木さんから教えていただいた、仕事がひとつ増えるのと同じですので大変忙しくなりますよ、のその通りでした。

さて、今回内定を勝ち取った企業は、ある人材紹介会社を経由した応募企業です。 直接指導で佐々木さんから教えていただいた多くの活動方法のひとつに、この人材紹介会社のキャリアコンサルタントと面談し、その後一週間に一度電話をして顔なじみを10人作りましょう、 というのがあり、私もホームページからせっせと転職支援の登録をしては、翌日電話して、キャリアコンサルタントに面談のアポイントをとりました。

そして、他の一般の登録者との差別化を図るべくアポ後に即、面談OKのお礼のメールを送信しました。そしてこのとき自己PR文、職務経歴書、履歴書及び写真データを一緒に添付して送信しました。

これをすることで、面談当日までにコンサルタントに私のイメージを植え付け、そしていっきに応募先企業の紹介を勝ち取ることができました。 特に自己PR文は、コンサルタント自身に想像以上の効果があったようで、後日談ではありますが、 多くの顔なじみから、あれですっかりあなたのペースにのせられてしまいましたよ、といやみをいわれたこともありました。

もちろんすべてのコンサルタントと顔なじみになったわけではありませんし、彼らが扱うのは30歳代前後の人材がほとんどのようですので、結局、 1社も紹介してもらえない顔なじみもおられましたが、単に応募企業を紹介してもらうだけではなく、彼らから地元の転職市場の動向や傾向、 その具体的な活動方法、例えば人材銀行の登録の仕方や他の登録者が具体的にどうしているのか、どうやって転職に成功しているのか、 さらには、面接のシュミレーションや特訓などを中高年の図々しさで何でも遠慮なく相談しました。 まるで小さな佐々木さんがたくさんできたみたいな感じでした。

そうなるためには、あらかじめ面談で確認することを決めておいて、彼らの行動パターン(何時だったら連絡できるか、何曜日に休むか)、 アシスタントの名前、得意な業種は何か、そもそもこの仕事を何年やってきたか(コンサルタント自身転職組が多かったです。) などをさりげなく聞き出しました。そのために必ず面談のシュミレーションを行って練習していきました。 ようするに彼らに私の転職に対する真剣さと理解していただいて、良き仲間に加えていただけるように愚直に努力したのです。

結局、始動計画後もどんどん追加して、合計14社、延べ19人の顔なじみができました。19人のうち、5人は応募先企業の実際の営業担当者です。

※編集者注:営業担当者=
 人材紹介会社の求人開拓の担当者。紹介会社は、登録してきた求職者を担当
 する「コンサルタント」と、求人開拓を担当する「営業担当者」とに分かれ
 ていることも多い。

すっかり仲良しになったことで、本来ならば窓口1人のところ、コンサルタントのご好意で営業担当と直接連絡のOKに成功したのです。 営業担当者との直接コンタクトに成功したことは、その後の私の転職活動自体をとても引き締まったものにしました。

なぜならば、彼らが開拓した応募先企業の非公開の情報、例えば今後の新規事業のためにこんな人材を求めているとか、 実は社内で急な移動があってその補充で相談を受けているとか、過去からの実績により社長を含めた経営層との直接のコネがあるため、 すぐ面接に進めるとか。ようするに彼らの重要なお得意さん(当然一般では応募すらしていないような)を紹介してもらえたのです。

彼らとの具体的な打合せは、常に緊張を伴ったものでしたが、これは私個人の応募にも大きく大変有意義な影響をもたらしました。 そうか、企業の経営層はそうなことを考えているんだな。と面接に行く前にトップシークレットを正確に理解できたことで、 余裕と自信をもって臨むことができました。あくまでも私からの一方的な話ですが、終盤ではまさに私の親友として私を応募先企業に売り込んでくれました。 そんな親友が5名もできて、彼らのお陰で幸せの転職に成功できたものと確信しています。

◆内定企業との運命の出会い。

ある日、上記親友から、実は過去開拓した企業があって、これまで数人、一次面接で終わってしまっているが、あなたの経歴にマッチしているので、応募しますか?、 但し相当仕事は厳しいそうですけど、との嬉しい連絡がありました。即応募の意思を伝え当日親友を訪問し詳しい打合せを行い、聞けば聞くほど何かを期待できるような感じでした。 コンサルタントからも是非、このあと帰りにどんな会社か必ず見てきなさいよ。とのアドバイスもあり実際にいってみたところ、 以前私が担当していました得意先のすぐ隣にあり、偶然とはいえ、何か懐かしいものを感じたことをよく覚えています。

ちょうどこの日は、50年ぶりの記録的な積雪を記録した年末の大変寒い日でもありました。佐々木さんから、いろいろな面接をこなしていくうちに、 「これだ!この企業だ!」という運命的なものを感じる企業が必ず現れますからと。お聞きしていましたが、まさに同社がそれだったようです。

翌日、親友からその企業を訪問し、推薦した結果、翌年そうそうの面接になったとのありがたい連絡をもらいました。 また、翌年の一次面接の前日には、再度親友を訪問し翌日のシュミレーションを行いました。 正直に面接の経験が少なく下手なのでどうすてばいいか。とお伝えし、過去の面接の情報を教えてほしい。を依頼しました。 幸いにも快く内々の話をしてくれて、質問の予測や自分だったらこんなふうに回答するんだけどね。 と丁寧にご指導してもらいました。

そのお陰で無事一次面接を通過し、さらに適性テストを何とかクリアーして最終面接となり、最後の条件の確認をして内定となりました。 もちろん最終面接の前にも親友を訪問し、具体的にどんな感じなのかをあらかじめ確認しておきました。

◆爆発面接と適性テストとの出会い、そしてテストセンターでパニックになる。

年末年始で、せっせと応募したことで、(縁起を担いで、元旦に7社の応募資料を郵送したりしました。)新年早々から、一次面接がどんどん入ってきました。 1月の第2、3週目では、応募企業数より面接企業数のほうが多くなって、新規の応募がおろそかになりそうでしたが、こんなときにも大変ありがたいことに顔なじみからどんどん応募企業の打診があり、何とか応募数を確保することができました。

そんな中で、一次面接後にいろいろな適性テストを受けました。すでにご存知の方もおられると思いますが、参考として下記に私が受けた適性テスト(所感を含む)とその対策のための参考図書を列記します。 但し、この情報はあくまでも06年1月現在の情報ですので必ず図書館や書店で自分で確認して下さい。

1)SPI 2(リクルートマネジメントソリューションズ社)

●テストセンターでの受験の場合 

テストセンターに出向いて、パソコンの画面での受験となります。言語、非言語で40分、性格テストで20分の計60分でした。 事前に参考図書を購入して臨んだのですが、回答しないと次に進めないため、わからない問題は無視して適当に回答だけして進んでいるうちに、すべての問題が終了してしまい、 すっかり頭の中がパニックになってしまいました。わかる問題のみに時間をかけようと思って進んでいるうちに、肝心の問題が終わってしまったのです。 (当然ですが、元に戻ることはできません。)

これは、パソコンの画面左下に問題ごとの制限時間を表示するバーがあり(Cタイマーと呼ばれています。)、このCタイマーの色表示が時間の経過ごとに

緑色→黄色→オレンジ→赤色

にどんどん変わっていくため緑色の時間内で回答することが必要のため緑色のうちにとせっせと回答だけ(何も考えず)しているうちに、どうやら全問回答してしまったのでした。 ようするにできる問題がなかったということでした。もともと私がアホだったわけです。

当然自分では、受ける前からわかっていたことですが。終わった瞬間めまいがしてきましたが、そこは中年の図々しさを発揮し、中途採用で、まさか今さら難しい計算や漢字や長文ができなくとも関係ないはずだと、勝手に自分に都合のいいように話をすり変えて、次の性格テストに臨みました。

これは事前勉強のお陰で?(YESとNOを選択するだけですから最も私の得意なものです。)無事時間通りに終了できました。

受験後に二次面接の日程連絡が入るまでハラハラしていましたが、親友たちには絶対大丈夫だからとすっかり開き直って強がりばかり言っておりました。

●応募先企業でのペーハーテストでの受験の場合

言語・非言語で70分、性格テストで40分 合計110分です。とにかく時間が長い、性格テストが約300問もあり、すばしっこくいかないといけません。 いちいち考えている時間はありません。また、見直しも無理です。これも事前準備が不可欠です。

□参考図書:
・『これが本当のSPI 2だ!』/SPIノートの会/津田秀樹(編者)/洋泉社
・『この業界・企業でこの採用テストが使われている!』/SPIノートの会(編者)/洋泉社
・『Webテスト完全突破法!』/SPIノートの会(編者)/洋泉社
・『Webテストお宝問題集』/SPIノートの会(編者)/洋泉社
・『SPI・SPI 2解答のすべて』/白石弘幸(編)/早稲田教育出版

2) キュービック個人特性分析テスト

性格テストで、20分で解答するものです(ペーパーで)。ホームページから個人受験も可能です。興味のある人は一度受けておくといいと思います。 私も実際受けてみましたが、回答をFAX後、自分にそっくりの似顔絵の解析書がFAXされてきてびっくりしました。 妻からおもしろい、えーもんがFAXされてきたと、携帯に連絡が入ったときは何だろうと思いましたが、私の性格や特性をここまで分析されるとは と、全くの脱帽でした。

実際には、2社で受験しましたが、最後の受験のときは、誠に不謹慎ではありますが、これを受けてもらいますと言われたときに思わず心の中で『ラッキー』と叫んでしまいました。

3)谷田部ギルフォード性格テスト(ペーパーテスト)

上記の”2)”と同じようなテストです。

4)GATB-Tテスト(ペーパーテスト)

一回しか受験しませんでしたのでよくわかりませんが、職種が何に向いているかどうかを判断するもののようです。 問題ごとにストップウオッチで時間を区切られて精神的に大変疲れるテストでした。たまたま、まわりが大変若いイケメンだらけで、正直いいましてそれが一番辛かったです。

◆現在転職活動中の皆様及び検討中、準備中の皆様へのメッセージ

少し長くなりますが、が、とんでもなく長いものになりました。最後まで読んでいただきとても感謝します。 この報告書は、私がこの2ヶ月間(11月30日から2月2日まで)に出会ったものを簡単にお伝えしたものです。

本当は、もっとお伝えしたかったのですが、これ以上はうんざりだと思ってこのぐらいにします。(すでに相当うんざりでしょうが。)

さて、実際の転職状況は、相変わらず相当厳しいものがあり、せいぜい4%ぐらいしか成功できておりません、となっています。 が、それはあくまで一般の人(例えば、ハローワークしか行かない人とか)の話です。

少なくともこのメルマガやホームページを読んでおられる精鋭はそうではなく、佐々木さんの直接指導を受けていたり、 著書をよんでいたりする人と思います。すなわち転職活動は、その方法次第で、1年やってもダメな場合もありますが、 私のようなごくごく普通の中高年でもやり方を教わってその通りやるだけで実際にたった2ヶ月で完了できます。この差はどこにあるか!

結論として、一言で言うならば、『信じるものは救われる』であります。 自分を信じ、そして自分が信じる人を信頼して具体的な方法をやり続けることができるかどうかです。 決してとんでもない難しいことをやるわけではありません。必ず幸せの転職を成功させるんだという強い意思を最後まで持ち続けることが大切だと確信しております。 私がその証拠です。私の実感として、愚直にやり続けるうちに何か大きな力に引っ張られるようにどんどん進んで行き気がつくと自分でもびっくりするぐらいの行動力を発揮することができました。

やはり自分を信じること。これにつきると思います。何がどうなろうと、誰がなんと言おうとこの気持ちを忘れず、最後までやり抜いていただきたい、と切に願っております。

<最後に 佐々木さんへのメッセージ>

佐々木さんのご尽力のお陰で、何とかここまでこれました。あらためて家族を代表してお礼を申し上げます。誠に、誠にありがとうございました。 とても言葉で言い尽くせるものではありませんが、心より感謝しております。

さて、私はこの内定をひとつの通過点と認識しています。やっと再スタートラインに立ったところです。 人生でこれほど自分のことを考え、口にしたことはありませんでした。この貴重な経験を生かすべくこれから新しい環境で精一杯努力し、必ず幸せの転職を完成させます。

佐々木さんには、これを良い縁としてこれからもいろいろと相談に乗っていただきたいです。今後とも是非、宜しくお願い致します。

                                以上

かさ