中高年の転職

「1対1直接指導」受講者の声/No.9

Tさん(40代女性)の声
かお
Tさん
40代女性
おめでとう
 ございます!!
1対1バナー

受けた支援は
こちらです。
今回は本当にお世話になりました。
無事、再就職先を決めることができ、まずはホッとしているというのが正直な感想です。

一時は本当にどうなるかと思いました。
私の場合、いわゆるシングルマザーで娘を養わなければならないこと、家のローンなども抱えていて、 それなりに経済力が必要でしたので、かなりハードルの高い難しい転職でした。

もともと勤めていた証券業界はご存知の通りよほど高いスキルがないと、なかなか人を採るような状況ではなく、 知人に紹介されたところもことごとく不採用でした。 案件のなさに嘆き、また自分のスキルに対する自信を喪失する日々が続きました。

そんな時に佐々木さんのHPに出会い、セミナー(道場)にまず参加、そしてそれでも結局立ち行かなくなった果てに「1対1直接指導」を選択しました。

正直言って、失業の身としては決して安い金額ではなかったので、本当にこれでどうにかなるのだろうか−、 無駄にならないだろうか−とさんざん迷いましたし、佐々木さんのおっしゃる「2ヶ月以内で全員内定」の鉄則を、 最初に破ってしまうのが私なのではないかと危惧してもおりました。

直接指導を受けた後も案件を探すのが大変で、ものすごくプレッシャーになりました。 「条件破壊」ということはアタマでわかっていても、なかなかその一歩を踏み出せなかったように思います。

佐々木さんは相当イライラしていたのではないかとお察しいたします。
それでも何とか搾り出すように1週間に10数社応募するようになり、 (薄い封筒に入った無機質な文章の不採用通知もそれだけいっぱい来ますが) 面接も少しずつ入るようになりました。

ただ内定が出てもどうしても待遇面で厳しく、その折り合いをどうつけるかでも悩まされました。こ の選択は本当に不安だらけでした。 これを蹴ったらもう2度と内定など出ないのではないか、 結果的にそれ以上の条件など出てくることなどないのではないか、 まずは就職するのが先決ではないかと-とにかく悩みました。

内定を蹴るのはものすごい勇気が必要です。本当に「賭け」ですよね。 でもここで妥協したら後で後悔するような気がして、また仕切り直し、結果的に今回の内定に至ることができました。

その間、佐々木さんと色々話し、ご相談できたこと、とても感謝しています。 自分ひとりではなかなか決断できなかったかもしれません。

直接指導というのはいい意味で(佐々木さんに)監視されている状態です。 これは本当に気が抜けないので、自分を奮い立たせるには非常に有効でした。 自分1人だと自暴自棄に陥ったり、今週はこれくらいにしておこーとつい甘えが出ると思いますが(私のことです)、 そこを指摘されるのですから、結構頑張って案件を探します。私も結局は普段見ていなかった新聞の求人記事で今回の就職先を見つけました。

そこは最初から全然期待していなかったばかりか、何を具体的にやっているのかもわからなかった会社です。 それが面接となりましたが、1社色よく進んでいた企業が他にあったので、面接もまあ行くだけ行ってみるか、 程度の軽い気持ちで行きました。

すると面接に行くといきなり英語のマニュアルを訳してみてと言われ、もうその場から逃げ出したくなりました。 翻訳をやってはいたものの、とにかく技術系のマニュアルなど扱ったことはなかったですし、 わからない専門用語ばかりでどうしようかと思いながら、どこかでもう1社あるからという余裕もあったかもしれません。

でも社長さんのお話をうかがったり、実際に仕事をしている方とお話させて頂くうちに気持ちがどんどん傾いていきました 。条件も今までのことを考えると、本当に満足のいくものとなり嬉しい限りです。 思いもよらない企業にぽっと決まってしまったことに驚きを禁じえません。

もちろん、条件が良いということはそれだけ責任ある仕事を任されるということですから、入ってからはそれだけ大変なんだと思います。 実際今までに経験していなかった仕事で、全く一からのスタートです。 でもそこを敢えて期待してくださったのだから、ここは踏ん張って前に進むしかないと思っています。 結局、仕事はどんなことでも誠実にこなしていかなければならないことは同じなのですから・・・・ そこはこれまで仕事をしてきたという経験がモノを言うのでしょう。伊達に20年間働き続けてきたわけでもありませんから。

最後に精神面について言わせて頂ければ、佐々木さんをはじめ、 前職の会社の同僚や友達など思いっきり泣き言を言える人がいてくれたことが、 どんなにか心の支えになっていたかということです。

親とか家族だと無用な心配をかけるだけなので、なかなか本音は言えないと思いますし、却って肉親だとイライラしてしまいますよね。 でも友達は、だから何をしてくれるというわけではないですが、話を聞いてくれるだけで不安を解消してくれます。

私も暇に任せてお昼を一緒に食べてもらったり、電話をして慰めてもらいました。 何の根拠も無いのはわかっていても「大丈夫、きっと何とかなる」と言われるだけで結構安心できるものです。

また私の場合、仕事をしていたときにはなかなか読めなかった本を読んだり(決してまじめなビジネス書ではない)、 子供と一緒になってマンガやアニメにはまったりして(実はマンガ世代)、気を紛らわせていたのもよかったかなーと思います。

こんなことしていていいのかなーとしばしば自己嫌悪に陥りつつ、 考えてみればこうやってボットーして本やマンガを読んだりしたのは実は学生時代以来のことです。 精神年齢がちっとも進んでいないことに愕然とするものの、案外アニメやマンガ、 ドラマの登場人物が頑張っていると自分も頑張ろうとか、そういったところで気持ちを落ち着かせることができたかもしれません (私の場合は単純なだけですがー)。

皆さんの中にも、本当は失業中だからこんなことやってはいけないと思いながら、 趣味に走ったり、ネットにはまっている方がきっといると思うのですが、 そうすることによって気持ちが安らぐなら別にそれを敢えて否定する必要は全く無いと思います。 思いつめて煮詰まっちゃうのが何より一番良くないのではないでしょうか。

こんなことが助言になるかどうかはわかりませんが、これまでの私のリアルな気持ちをお伝えしたまでです。

長々と書いてしまいました。
結局何が言いたかったのかというと、決してあきらめない、泣き言を言える誰かを見つける、 就職活動とはまったく別の楽しみを見つけて適当に息抜きする、といったことでしょうか。

飽くまで私の例なので皆さんに参考になるかはわかりませんが、私はそれでどうにか切り抜けることができました。

佐々木さんにはともかくお世話になりっぱなしでお礼のしようもないくらいです。 なかなか思うように動かず出来の悪い生徒だったこと、深くお詫びします。
今後とも時々近況報告などをさせていただきたいと思っています。

本当にありがとうございました。
また佐々木さんの今後の益々のご活躍をお祈りいたしております。

明日からの出勤、どうなることやらですが・・・

行ってきます!

                               T

かさ