中高年の転職

■メルマガや公開ノウハウ等を使った方の声/No.13

Iさん(46才男性/北海道在住)の声
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私は、北海道に住む46歳の男性です。
昨年4月に退社勧告を受け、退社しました。

精神的な落ち込みが大きく 無気力でウツ的な状態からなかなか抜けられず、 また、今後の自分の進むべき方向を模索し、気持ちの整理に時間がかかり、 求職活動に入れないでいました。

そんな状況の中でインターネットで佐々木さんのホームページやメルマガを知りました。 特に毎週配信されるメルマガは大変勇気づけらました。

9月くらいから活動を始め、11月上旬に2社内定をいただき、その内の1社に就職しましたが、 社長の個性が強すぎ考え方になじめず2週間後に辞め、また求職活動に入りました。

12月の初旬に再スタートし、年末年始はさすがに良い求人がなく足踏みしましたが、1月中旬からは週5社程度の応募を維持するよう頑張りました。 佐々木さんの言う週20社は北海道では難しく私は週5社応募厳守で活動しました。

おかげさまで3月には内定が3社とれ、その内の1社である道内の上場企業に4月1日より採用されることになりました。 北海道には上場企業は54社しかなく、前職の会社より優良な会社に入社できるので、家族ともども大変喜んでいます。 佐々木さんを始め、いろいろな方からのアドバイスのおかげと感謝しております。

約1年間の求職活動を通じて感じたこと、思ったこと等を以下のとおりまとめてみましたので、ご参考にしていただければと思います。

(1)前職からの気持ちの整理をしっかりつけ、断ち切れること。

私は、前の会社では部長でした。部下数は25名おりました。 気持ちの中で「オレは部長なんだ。」というおごりがあったように思います。 会社を辞めて無職になってからもその気持ちがなかなか抜けませんでした。 10年以上も管理職をやっていたのでしょうがないかもしれませんが。。

無職になったら、自分はニートやフリータのお兄ちゃんと同じ「単なる無職の人間」であることが判るのに時間がかかりました。 要は変なプライドや考え方を捨てるのに時間がかかった。(時間が必要だった。)

(2)これから先どんな仕事をしてゆくか、何ができるのか

現在46歳なのですが、おそらく我々が年金を受給できる年齢は65歳以上と思われます。 ということは後20年は働かなければなりません。

50歳以上で再度無職になると今より悲惨な状況になるので、場渡り的な仕事の選択はできないと思うのです。 起業でもサラリーマンでもなんでも良いのですが、細く長く生きることが必要かと思うのです。 これからの時代はどんな業界が伸びるのか(福祉?IT?)、子供が成人になるのにあと何年かかるのか、 家のローンはあと何年支払うのか、等、世の中の動向と自分の人生設計を照らし合わせて仕事や会社を選択する必要があると思います。

前職と同様でなければダメだ、ではなく、前職が車の営業であれば介護・福祉関係の営業はできないか、等、世の中の動向を見ながら、 仕事の選択肢を広げるべきと考えます。 時代の流れに合った仕事をした方が今後の人生を豊かにすると思うのです。

(3)開き直り的に応募し、内定決定は水物 と思うこと。

(1)や(2)の考えが固まったら、あとは積極的、開き直り的にどんどん応募をすることです。 雑誌やハローワーク求人欄の職務内容、条件で勝手にイメージし多分こういう仕事だろうと自分で決めこんでしまうのではなく、 気になる求人は応募してしまった方が手っ取り早いです。 今まで求人に応募し殺された人はいませんし、イヤなら辞退すればいいのですから。

佐々木さんの提案している年齢や給与の条件破壊も駆使しながら、半ばやけっぱち的、開き直り的にやったほうがいいように思いました。

面接は、回数をこなせばうまくいくと思います。(量をこなすと質が磨かれます。) 求人先によっては随時面接とか面接会開催とかやっています。 就職する意思のない会社へ面接の練習のため応募したこともありました。圧迫的な面接もありましたが、場慣れすることが肝心です。 また、面談すると必ず得ることがあります。 「自分はこういう風に見られているんだ。」とか「こういう業界なんだぁ」とか。 また私は声の通りが悪いので面接前には、車の中でカラオケ3曲を大きな声で歌ってボイストレーニングをして行きました。

私は、会社が内定を出すということは「この人は当社に入ってもうまくやっていける。」と判断したということだと思っています。 この「うまくやっていける。」とは、実務能力以外のプラスアルファだと思っております。 このご時世ですから、応募者で面接に到達する方は実務能力のある方です。 このプラスアルファとは、応募した会社の社長さんと同郷であった、とか、同じ学校の先輩であったなどの類です。 私の例ですが、3月に内定した会社3社は全てプラスアルファがあったように思います。

1)
面接官が同じ大学の3つ上の先輩であった。また、仕事上でたまたま同じ人物を知っていた。 また、取締役にも同じ大学の先輩がいた。勿論内定を得る。

2)
私は小樽の出身で、札幌と小樽の中間に住んでいます。 この度の応募は札幌の営業所の募集であったが、面接で来年の春に小樽にも営業所が出来るので小樽勤務はできるか?と言われ、大丈夫です、 と答え、内定を得る。 求人票には小樽の営業所の事は記載はされていなかった。

3)
大学を出て都内の某メーカの設計職に勤務した。 この度たまたま応募した会社の社長さんが以前そのメーカの製品を販売したことがあって、私に親近感をもったようだ。 面談時に私もその製品について話をした。 内定を得る。

縁のようなものがあれば、お互いに親近感を持ち内定を得やすい。 これは、応募する前には判らないことなので、内定は水ものと思えるのです。

また、応募の数がチャンスを広げ、何が飛び出すか判りません。 一度断られた会社から再面接の連絡が来たり、断られた会社の紹介で別な会社から連絡をいただいたりなど、 行動することにより可能性は広がることを実感した求職活動でした。

落ち込んだ時、佐々木さんのメルマガや佐々木さんの著書『驚異の「幸せ転職」術』を何度も読みモチベーションを維持しました。本当にありがとうございました。

これからも、中高年の転職のために頑張ってください。
今後のご活躍を期待しております。
                     北海道 Iより

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※その後、Iさんから以下のようなメールも頂きました。
以下に抜粋でお伝えします。

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リストラや解雇で職を失い先の見えない方も多いと思いますが、社会に出て10年以上勤めていた方は、 それなりに人に揉まれて、お給料を頂いていた方ですので、実力はあるんです。 ただ、これまで経験したことの無い状況に出くわして勝手が判らないだけだと思うんです。

私も最初の4ヶ月は応募することすら出来ませんでした。 ある時あるきっかけで前職の経営者や世の中に対し、強烈な怒りがこみ上げたことがあり、また、会社でも実績を上げたことなど思い出され、 「俺は基本的に実力はあるんだ」と自負しました。 それから妙に開き直ることができました。

中高年はみな実力はあるんです。
実力のある人を世の中は放っておかないはずです。
全能力を駆使し行動すれば、必ず運命の神様は微笑んでくれるはずです。
私は、本当にそう思っております。

かさ